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ねこねっと山中湖 
平成 30 年(2019年)度活動報告書
​外で暮らす不幸な猫をなくすために。

ねこねっと山中湖は、山梨県(富士北麓地域)での猫、犬の殺処分ゼロを目指しさまざまな活動を行なっている個人保護ボランティアの集まりです。

ねこねっと山中湖の主な活動内容

ねこねっと山中湖は資金と施設をもたない個人保護ボランティアの集まりです。 チャリティフリーマーケットで活動資金を調達し、保護猫の一時預かりやお世話、終生保護、里親探しなど、猫や犬が人と共生できる道を模索して活動しています。

平成 30 年度活動所感

前年度に比べ各自治体が動物基金を利用するなどの進展があった事は大きい進歩があったと思われます。ですが未だに遺棄や保護時に適切な対応が行われていないのが実状です。動物愛護法のもとに、国や地方自治体等のガイドラインに沿った適切な対応が望まれます。村内に関しては住民の方が保護時にどこに連絡をすればいいかなど初歩的な段階の周知すら出来ていません。飼育に関しても犬 猫共に放し飼いが減りません。

「可哀想」というだけで TNR もせず餌だけ与える事がその後どんなに不幸な結果を生むのか早急な周知が必要です。

「地域猫」の周知と理解については住民及び行政の理解が得られないと成り立ちません。地域猫の餌場に新しい猫が来た場合なども住民、餌やりボランティアが把握して適切な対応が行えれば不幸な命を増やす事が無くなります。また、ロードキルの発生場所の統計を元に遺棄や生息場所の絞り込みにも役立つと思われます。

 

「捕獲器」の適切な取り扱いについてもボランティアは勿論ですが、行政が貸し出す際に正しい取り扱いの説明を行なって頂きたいです。個人所有の「トラバサミ」の使用により手脚の切断された猫や犬が後を絶ちません。個人所有、私有地での使用を問わず禁止されている事の周知が急がれます。

ボランティアは当然ですが、愛護動物に携わる行政の方々にも最低限の愛護動物の保護及び取り扱いの知識持っていただき、愛護動物担当部署の職員の方は経験、資格、それに伴う能力を有する職員の方を配属させて頂き、該当する知識、経験が無い職員の方が担当される場合は県及び保健所等で適切な研修を受けて頂いた後に担当して頂きたいと思っております。愛護動物とは言え犬猫共に人間を殺傷する危険は常に伴いますし、ウイルスや伝染病なども持っている可能性がありますので知識、経験は必要不可欠となります。また愛護動物の相談や通報など記録として確実に残して頂き今後の業務引き継ぎ時などに活用して頂くことを徹底して頂きたいと思っております。

以上

平成 30 年度活動所感
平成 30 年度ねこねっと山中湖収支
平成 30 年度 ねこねっと山中湖 収支
ねこねっと山中湖保護頭数表
ねこねっと山中湖 保護頭数表
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